【5大栄養素】脂質ってなに?

5大栄養素の1つである脂質。

身体を構成する中で必要不可欠な栄養素です。

詳しく見ていきましょう!

目次

【脂質って?】

脂質と聞いたらどんなイメージがありますか?

『脂肪だから摂ると太るんでしょ?』
『太るからあんまり摂らないようにしてる!』

など糖質同じく嫌われ者の立場にあります。

ですが脂質も必要不可欠な栄養素です。

上手く付き合っていきましょう!

【脂質のはたらき】

脂質も3大栄養素と呼ばれる糖質、タンパク質と並んで人間のエネルギー源になります。

しかもその中でも脂質は1gあたり9kcalというかなりのエネルギー量をゆっくりと供給します。

そのため、持続的に行うような運動でよく利用されます。

またそれ以外にもまとめると、

・ゆっくりと供給される大量のエネルギー源
・身体を守る。(皮下脂肪:内臓、寒さ)
・脂溶性ビタミンの吸収率増進
・人体の一部の構成

などたくさんのはたらきがあります。

その中でも脂質を構成している主要な成分である脂肪酸を見ていきましょう。

【脂肪酸とは?】

脂肪酸とは先にも言った通り脂質を構成する主要な要素です。

この脂肪酸が様々な物質と結合することによっていろんな脂質が出来上がります。

脂質とは分子レベルで結合されている炭素などの数や結合方法で性質が変わってきます。

種類では以下のものがあります。

・飽和脂肪酸
LDL(悪玉コレステロール)や中性脂肪を増やし、心疾患のリスクを高める。
例)バター、動物性油脂、植物性油脂など

・一価不飽和脂肪酸
HDL(善玉コレステロール)を増やす。
例)n -9脂肪酸(オリーブオイル、菜種油など)

・多価不飽和脂肪酸
心疾患のリスクを減らす。
例)n -3脂肪酸(亜麻仁油、魚油)、n-6脂肪酸(大豆油、米油)

・トランス脂肪酸
LDLを増加、HDLを減少させ心疾患も増加させる。動脈硬化のリスクも増加させる。
例)ドーナツ、フライドポテト、マーガリンなど

簡単にまとめると、

不飽和脂肪酸>飽和脂肪酸>トランス脂肪酸

このの優先度で摂取することが好ましいです。

【どれぐらいとったらいいの?】

脂質も必要以上に摂りすぎると脂肪細胞にどんどん蓄積されていきます。

その状態で運動習慣がない人であれば蓄積される一方になってしまいます。

なので平均の摂取量は、

1日摂取カロリーの25%前後ほど

の摂取が一番バランスが取れるとされています。

一度見直してみたら『結構摂りすぎていた…』なんてあるかもしれないですよ!

脂質のまとめ

今まで説明した中で重要なのは、

・他のエネルギー源と比較して大量のエネルギーがゆっくりと供給される。
・約20分以上の長時間の運動で利用されることが多い。
・身体の中の貯蔵容量を超えると中性脂肪に変わり脂肪細胞に蓄えられる。
・摂取カロリーの25%前後が目安。

これを知っていれば脂質の基本的な知識は持っていると言えるでしょう!

中性脂肪が気になる方は制限することも必要ですが、それだけエネルギー源がなくなってしまうので注意が必要です。

バランスの良い量を取れるようにしていきましょう!

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